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好きな漫画っていろいろあると思うんです。
専ムの好きな漫画のお話。

最近は「ヤングマガジン」を愛読してるわけなんです。その中でも、やはりリアリティのある漫画が好きでして。
「ケッチン」や「なにわ友あれ」などがおもしろいですね。絵が上手とかはあまり関係ないんですよね~。

 

ちまたではワン〇ースがおもしろい、感動する って話を聞きますが、どうも専ムは無理です。

作者の思いいれ、リアルが伝わってくる漫画が読んでて楽しいです。実体験や実在に存在する場所、表現。
先の展開が予想ついてしまうようなお粗末なストーリーはあまり好みません。
専ムは漫画は隅から隅まで「読む」、というよりも「見る」タイプです。ストーリー、セリフ、人物の描写はもちろん、コマわり、背景画も全部楽しみます。

だってね?失礼じゃないですか?ストーリーをざーっと読み流すだけの読み方って。製作者サイドの立場(気持ち)になって物事を考えると、モノの見方って変わってくるんですね。
漫画一つ、コマ一つ描くのにどれくらい手間と苦労がかかっているか考えたことってあります?流し読みするなんてもったいなくて出来ません。

世の中ってクリエイター「モノを作る人」がいてコンシューマー「モノを使う人」がいますよね。
モノ一つとって「見る」「使う」にしても、誰が、どんな気持ちで、どのようにして・・・と考えます。いや、想います。ここは苦労したろうな・・・ここは自分ならこうする・・・ここのギミックすごい・・・この質感・・・色・・・角度・・・などなど

「感じたい」んですね。
もったいないんですよ。人間として産まれてきて「感じない」のは。

言われてるじゃないですか。今の若いモンは「無欲」「無関心」って。同感です。
人間、無欲になったら終わり。人間辞めたほういいデスね。

だから自分の子供には「感受性豊かな人間」になってもらいたい。強要はしませんが、親を見て自分で感じて欲しい。
春になったら土くさい匂いで季節を感じ、モノ一つ考えるのに、一つ裏まで読み取る。小さなことにも感謝出来る。

些細な事でいいんです。結果、人間としてもっといろんな事に優しくなれると思うんです。